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目薬って実は大変

Posted on 2014年7月7日  by hidamari

ひだまり調剤薬局河野です。こんにちわ!今日は大雨ですね(^_^;)

台風も接近中で日本を横断するのではないかということで注意が必要です!

題名にあるように目薬って実は大変・・・何が大変か?ずばり!

お子様への点眼です。特に0~4歳までのお子様への点眼はすご~く大変です。

我が家に4歳の息子がいますが点眼はなかなかしてくれません。暴れることもあります。

目を無理やり開けられ何か入れるというのはすごく嫌なものでこれは当然のことと思います。

目薬は1剤であればどうにか頑張ろうと思いますが、

目薬何種類+眼軟膏など数種類のお薬を一緒に使う場合が多々あります。

数種類の目薬を点眼する場合、目薬同士の間隔を5分ほど開ける必要があります。

同時にすぐ点眼してしまうと後から点眼したお薬が溢れ出てしまい効果が弱くなります。

(目の表面をおおう量は1回1滴分だと言われています。)

そして眼軟膏を同時に使う場合は、さらに5分の間隔をあけ最後に使用する必要があります。

眼軟膏は液をはじいてしまうため最初に使うと目薬に効果が弱くなります。

例えば目薬が3つある場合点眼が終わるのに15分ほどかかります。

小さなお子様を連れ来局されたお母様にこの使い方をお伝えしますが、

心の中で『そんなのできるかな~(^_^;)』

と不安に思われるお母様もいらっしゃると思います。

無理やり点眼しようとすると暴れて目を爪や目薬の先端でついてしまう可能性がありこれが一番怖いことです。

そこで普通に点眼するのがなかなか難しい場合、ひだまり調剤薬局では

『寝ているときに点眼する』

といった提案をしています。

朝寝ているとき、お昼寝しているとき、夜寝ているとき、などなど

点眼するタイミング・時間は比較的自由に設定することが可能です。

『目頭に1~2滴垂らし、下まぶたをそっと下げる』

すると目薬が目の中に入っていきます。

眼軟膏は下瞼を引いてそこにできた溝に1cmほど塗る

といった使い方が基本となりますが、これも子供たちには難しいです。

そういった場合は目頭につけてもらったり、目尻を横に引いてもらい

そこの溝に塗るといった方法をおすすめしています。

状況状況によって変わってきますし、症状によってはおすすめできない場合もあるので、

気になる場合はお気軽にご連絡ください(#^.^#)