ひだまり調剤薬局河野です。
本日は少し真面目なお話です(^^)
昨日包括よりご依頼があり肝性脳症の患者様を在宅医療で担当させていただくこととなりました。
担当の介護支援専門員様より早速一緒に様子を見てほしいとのお話があり同行!かなりのお薬の量が💦同じ病院ですが3科受診中、それぞれお薬が出ているが3科一括での一包化はできないとの回答があったとのこと、あわせて他にも整形外科を受診中。
そして朝食前+毎食後+食間薬と飲む回数も多く、これは大変だ💦との印象。。。
お話をしているとしっかりと飲めていそうですが、お部屋の中に錠剤が転がっていたりと、やはり飲めていないのか?心配です。翌日には訪問看護師様からも連絡が入り、しっかりと連携して少しでもコンプライアンスを改善し、お体の状態を維持できるようお手伝いしていきたいです✨
(1週間後の経過ではやはり飲めていないとのこと。。。💦)
訪問看護師様とのやり取りの中で、まず考えること、お薬を飲むタイミングを変更できないか?とのことです。現状、1日6回服用しないといけません。それが5回、4回となるとコンプライアンスが上がるのでは?とのお話です。
その中でこちらのアミノレバン↓↓
昼食後2時間後、と就寝前服用の指示が出ています。
就寝前のご処方をお見掛けしますが、恥ずかしながらしっかりと理由を知りませんでした。。。💦
調べました↓↓これは自分自身への記録のためです(笑)
夜食療法
『夕食を19時、朝食を7時に食べるとすると12時間絶食していることとなる。肝硬変の方でこの状態は、正常な人が3日間何も食べなかった状態とほぼ等しいと言われている。そのため、夜間にエネルギーが不足になり、体の浮腫みやだるさ、こむらがえりなどの症状が出ることがある。これを防ぐために、就寝前のBCAA製剤をとることが推奨される。』
6時間以上絶食しないようにすることがポイントとなるとのことです。
ということで就寝前の服用は必須となりそうです。22時でも24時でも26時でもかまわないので、取っていただく重要性を説明する必要があります。
今回いただいたご質問から一つ勉強することができました。
(勉強不足で申し訳ありません💦)
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