ひだまり調剤薬局河野です。こんばんわ!
先日は少し難しい内容となってしまいましたが、本日はそのPart.2『薬歴の詳細』です!
文章を作るのが苦手なので、もっと難しいかもしれません(^_^;)笑
ひだまり調剤薬局ではSOAP形式で記録を残すといった点をご説明いたしました。
S:主訴 O:薬剤師が見た、感じた事 A:S、Oから考えられること P:計画
たとえばノロウイルスの患者さまが来局されたとします。
患者さまとお話をしていて色々と情報を得ることができます。
・熱はないorある
・食欲はないorある、下痢はないorある
・他の病院では薬は飲んでないorある
・医師からこの薬は何回までにしてくださいと言われた。
・病院で点滴をしてもらった
などなどたくさん分かります。
この確認できたお話はそのままSに記載していきます。
S 『病院で点滴、食欲は無い、下痢は続いている、熱は無い。先生から薬の指示あり』
続いてOにはそれらから分かる事、注意したい事など記録を残していきます。
O 『他科併用薬(ー)発熱(ー)お薬手帳(+)食欲(-)下痢(++)上記薬剤のみで治療、4日分』
といった形になります。
ここから先は薬剤師毎に少しずつ書き方が変わる場合がありますが、
私はAに指導内容を書きます。
A 『・抗生物質が出ていますので、しっかりと服用を。
・下痢止めがあります。下痢が落ち着くまで服用しましょう。
・整腸剤が出ています。腸内環境を整えますし、副作用はありませんので、
症状が落ち着いても日数分服用してくださいね。
・頓服のお薬は〇〇時に3回までで、5,6時間ずつはあけてください。
・水分はしっかりと摂ってください。
・食事がとれない場合でも薬は服用してかまいませんよ。』
などなどお伝えした内容ですね。
最後Pは今後の計画を記載します。
P『症状モニター、(初めての薬なら)SE確認』
Pは他の場合では血糖値の確認、血圧の確認、副作用アザの確認など状況に応じて記載します!
こういった形で記録していきます。
次回来局されたとき、前回の内容などできるだけすべて確認するのが良いですが、
急いでいるときなどはO,Pのみ確認したらわかるように工夫をしています。
薬局で力強い音でパチパチとパソコンを叩いている音がしたら、
こんなことをしているんですね(#^.^#)(笑)
次回は『薬歴に記録しておいて良かったー!』に続きます!
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